折り紙と言えば、昔も今も子供の遊びの定番ですね。最近ではただの遊びではなく、知育になるということで再評価されているそうです。うちの子たちも折り紙で遊ぶことがありますが、「本当に知育にいいのか?」ということを調べたり、子供たちが折るのを実際に見ながら考えて、まとめえてみました。なお科学的な根拠はないので、「こういうこともあるのかな?」程度にお考えください。
折り紙にはどんな効果が期待できる?
脳の活性化
うちの子供たちを見ていると、一度折り終わったらそれで終わりというわけではなく、同じものを繰り返し折っています。どうやら「もっと上手に、早く!」という気持ちがあるようで、工夫して折っています。
さらに今まで折ったことのないものや、難しいものに挑戦するときは、今まで折ったことのあるものの中から、似ている作業行程を思い浮かべるようで、「前に風船を折ったときもこうしたよ!」と口にしております。
こうして工夫をすることが、脳の活性化につながっているのでは?と思っています。
集中力を高める
完成系が難しいものであれば何十回と折る行程が必要になります。途中で集中力を切らしてしまうと、完成させることができないということもありますね。手先に神経を研ぎ澄ませ、それを継続することで集中力が高まるように思えます。ズレなく折りそろえるときの、うちの子供たちの顔は真剣そのもの!視線は折り紙に釘付けで、集中力が鍛えられているのを感じています。
空間把握能力を高める
折り紙で何かを作るときはまず完成系があり、それを目指して折っていきますね。
先日息子が保育園でならった折り紙を家でも披露してくれました。
ロボットだそうです。
複数の折り紙を組み合わせて立方体を作り、その立方体をまた複数作ってロボットを組み立てていました。
このパーツをひたすら組み立てるようです。
子どもの頃、作った手裏剣のようですね。
ちょっと汚い
これもずれてる
イメージとしては、レゴなどのようなブロックを作り、組み合わせた感じでしょうか?
「立体的なロボットを完成させるためには、どのような順番で組んでいくべきか」という空間把握能力が必要になるため、その力を自然と養うことができそう!
中学受験の難関校では空間把握能力問う試験が出題される傾向にあります。ここでつまず
く子供が多いようで、幼児教材でも受験に照準を合わせてか、「空間把握能力を養う」といった趣旨のキャッチコピーを頻繁に見かけます。
もし、遊びながらも空間把握能力が養えるのであれば、どんどん折って欲しいですね!
どんな折り紙がいい?
昔と違い今は、色や柄、材質やサイズなど豊富な種類の折り紙が販売されています。もはや「もはや正方形でさえあれば何でもいい」
同じコンセプトの折りをどれか1セットだけではなく、異なるコンセプトのセットを複数用意しておいた方が知育にはいいと思っています。
仮に折り紙の定番である鶴を折るとします。同じ鶴の折り方でも、選ぶ折り紙次第では完成系の印象が変わるでしょう。
どんな完成系が理想にあり、それを達成するにはどの折り紙を選べばいいか、というのを思考することができるため、折り紙の選択肢は多いほうがいいですね。
また安いからといって「1色100枚入り」のようなものを選ぶと、飽きて作業をやめてしまうという懸念も。飽きずに集中して続けてもらうためにも、種類が多いほうが楽しいはずです!
まとめ
折り紙で遊びながらも、脳を活性化できたり、集中力を高めたり、そして空間把握能力まで養える可能性があるのは、うちの子たちが楽しそうに折っているのを見ながら感じました。
いろいろな種類の折り紙を用意しておけばさらに効果が期待できそうなので、また新しい種類の折り紙探しに繰り出そうと思っています。
*追記
近所でもらった折り紙でまたロボットを作っていました。
この記事は涼介が年長の時の記事です。