夏休みに挑戦! 青少年読書感想文全国コンクール

夏休みといえば読書感想文

小一の娘の夏休み、読書感想文を書いてコンクールに応募してみようと思っています。

読書感想文全国コンクール公式サイト です。

課題は、

●小学校低学年の部(1、2年生)/課題読書・自由読書
●小学校中学年の部(3、4年生)/課題読書・自由読書
●小学校高学年の部(5、6年生)/課題読書・自由読書
●中学校の部/課題読書・自由読書

文字数については下記のとおりです。
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内

娘は1年生なので、800文字ですね。原稿用紙2枚ということです。結構多いですね。

課題図書は?

2017年の課題図書は、以下の4冊でした。

 ばあばは、だいじょうぶ (絵本・ちいさななかまたち)


なにがあっても ずっといっしょ


アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ


すばこ

本は、書店で購入すればいいのでしょうが、ケチな私は まず区立の図書館へ。

すると25人待ちの状態でした。

そこで、娘に「小学校の図書室にあるか探してきたら?」と言ったら

在庫がありました。誰も借りないものなんですね。穴場でした。色々見た末。

「アランの歯はでっかいぞ、こわーいぞ」と「なにがあっても ずっといっしょ」を読んで

みて書きやすいほうを提出しようと思います。

「なにがあっても ずっといっしょ」は、なかなか1年生には難しいですね。

これをスラスラ読める1年生がいる事に驚きです。

感想文の書き方、コツ

読書感想文って?

書き方やまとめ方はコツがあると思います。

夏になると読書感想文の書き方についての本が売れるようです。


国語って、子どもにどう教えたらいいの? 音読から読解問題、作文・読書感想文まで、効果抜群のアドバイス集


だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)

1、2年のお子様がいる方はこれもいいんじゃないでしょうか?

読書感想文がスラスラ書ける本 小学1・2年生

娘は、近所にある「読書感想文講座 3回コース」に通っています。

この教室では、どうやって文章をまとめるかの勉強をしているようで

す。7月25日から書き始め、そろそろ清書。完成しそうです。

この教室で学んだ事は、「読書感想文とは感想をただ書くのではなく、本を読んで自分の

エピソードに重ね合わせて書くこと」です。

ただ、「面白かった」「悲しかった」「感動した」ではなく、

本の中のこのシーンと自分の経験を比べて、似たところ、違っていることを書く ということです。

つまり普通の作文と同じなんですね。

言われてみると当たり前の事ですが、読書感想文と言われるとつい「このシーンが悲しかった」と単な

る感想や「ここがよかった」と評論を書いてしまいがちです。そうではないという事がわかっただけで

娘は通ってよかったんじゃないでしょうか。

読みながらメモをとろう

普段本を読む時、大人でも気になる部分に線を引いたり、付箋を貼ったりすると思います。

読書感想文も同じで、読みながら「おもしろい」と思ってたところは、メモを残すか線を引くかして

記録しておくことが大切です。メモをとる習慣は読書感想文の準備だけでなく、日頃の読書にも

役に立つと思います。メモをとった後は、

材料集めのあと構成

本を読んだあと、いきなり原稿用紙に書いてはいけません。まずは構成が必要です。

どんな事をかくか

段落分け

文字の配分

これらを考えて、組み立てた上で下書きしてから原稿用紙に書くのがおすすめです。

メモをみて、そこからどう膨らませるかを考え、どんな順番で何を書くかを考えます。

つまりは設計図のようなものですね。

Z会のページには、こう書いてありました。

一段落目は、『その本と出会ったきっかけ』です。

二段落目は、『その本のあらすじ』を簡潔に書くこと。ここでは、感想を書かず誰がどうした、どんなお話だったかを書くのみです。

三段落目は、読書メモで書いた事を書きます。ここが一番文字が多くて深みのある部分です。

最後に、まとめです。ここには、『その本を読んだ経験によって得たもの』を書きます。

自分の心境の変化やこれから自分が行っていきたい事を書きます。

コンクールで入賞するためのコツ

何も入賞がゴールじゃありませんが、なるほどなと思うコツが書いてあったので

それを記載します。

審査は上の図のように、各小学校から代表者が選ばれるようなので、

この学校審査を突破することが第1関門となるようです。この審査は、当然学校の先生が選ぶので、先生から「○○ちゃんらしくていいね」と思われ、推薦したいと思われる事が大切です。

いつも宿題を提出していないのに、素晴らしい読書感想文を提出したら、「これは親か書いたのかな」と思われてしまいます。入賞できなくても、学校の代表に選ばれたいですね。

娘が通っている小学校の図書館に課題図書の本が残っていたということは、

うちの小学校から応募する人が少ないということでしょうか?!可能性あり?!

提出後、結果はいかに

色々書きましたが、結局理沙の読書感想文は、学校代表に選ばれませんでした(笑)

先生も気を使ってか、「とてもよくできていて迷いましたが、別の方が選ばれました」とわざわざお電

話まで頂きました。確かに今まで文章をそんなに書いたことがない娘が800文字を書いた事は

素晴らしかったのですが、エピソードも微妙でしたし(回転寿司の椅子から落ちたエピソード)

選ばれるといいなと思ってはいましたが、この結果はきちんと受け止めたいと思います。

結果は2018年2月なので、入選作品がどんなものだったか読むのが楽しみです。

娘は引き続き来年も応募したいと思っています。

今は、絵本を完全に真似るという事が楽しいようです。

絵と文章と漢字を楽しみながら学ぶのにいいかもしれませんね。